2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「I love you あとはつまらないことさ」(大森靖子「I love you」より)というふうにはいかないですね。 もちろん、I love youは人生の根底にある。いま側にいる恋人は俺の生活の基盤であって、彼女がいなかったら、他のことはぜんぶつまらなくなる。でもだか…
ローソンで請求書をプリントアウトする。請求書に捺印するためイートインスペースに座った。インクが乾くまで、窓の外を眺めた。 みっちりと暑い大気の中を人々が行く。腰が直角に曲がったおじいさんが杖をついている。俺は彼を自宅のベランダから何度も見て…
すごく頭が良いのになんら世の中に評価されてない人を見ると「もったいない」と思ってしまう。俺だったらその「頭の良さ」という価値を金や名誉に変えようと思ってしまうだろう。優れた脳みそを動かして何か作品を作って、世の中に問おうとするだろう。 なん…
『ベイビー・ドライバー』クソおもしろかった。 『ラ・ラ・ランド』と比べるようなことが言われたりするけど全然別物だから『ラ・ラ・ランド』ダメだったとしても『ベイビー・ドライバー』は見た方がいい。 ベイビーの耳鳴りを搔き消すため、音楽はずっと鳴…
昨日の夜中、なんだかひとりエモい気持ちになっちゃって、「もっとしあわせになるぞ」なんてツイートしたら何人かにふぁぼられた。 もっとしあわせになるぞ— らさ (@massarassa) 2017年8月26日 一夜明けて通知によってこのツイートをしたことを思い出した。…
レイクのCMがこわい。おそらく南国、真っ青の海の上、水平線の彼方まで伸びる桟橋を遊助は駆け抜ける。無限に続く橋の上を走り抜ける遊助はやがて、無数の紙幣に化けて海風に飛ばされる。永遠に続く返済を、まるで楽園のようなイメージで描くこのCMが恐ろし…
朝マックをする。最後に朝マックをしたのはいつだろう。俺にとってのマックは眠れない夜に早足で向かい、えびフィレオのセットをやけ食いする場所だった。今朝はホットケーキのセットを頼んだ。サイドメニューになんとアップルパイを付けられるということを…
「退屈」が分からなかった。というか、俺みたいなだらしない人間が「退屈だ」なんて言っちゃいけないと思っていた。俺には「退屈」が贅沢なシロモノに見えた。自分の「退屈に思う気持ち」を見ないフリをしていた。俺に退屈はもったいない。 この世の中、図書…
元気なく帰宅するとうまい飯が食べられたので回復した。しかし夕食後ちょっとした作業を再開したら、またもやなんだか気持ちがモヤモヤしてしまい元気をなくした。やけに部屋が暑いのと、作業があまり進んでなかったのが原因か。あと、最近焦っている。少し…
今年の夏のお気に入りシャツはZARAで買ったビッグシルエットレーヨンボーリングシャツ。名前長え。まだ1回しか着てないけど気に入ってる。早くまた着たい。 ちなみに、こういうの。 こんなの、この夏まで俺には着れなかったよ。これまで俺は無地の白シャツと…
今日は恋人と近所の担々麺屋に行こうって言って部屋を出たのに、とりあえずの缶ビールを片手に散歩して気づいたらバーミヤンで酒飲んでつまみ食べてチャーハン食べて、ちゃんと担々麺も食べた1日だった。まんぷく。 隣のテーブルではママと幼い娘とおじいち…
カフェでビールを飲んでいるとき、つまみにオリーブの実を食べた。テーブルを囲んだ4人のなかで誰よりも早く俺がそれに手をつけた。もぐもぐと、果肉を種から引き剥がす。裸になった種を指でつまむ。それを種入れに落とす。その時「自分がついさっきまで口の…
夏が終わっていきそうで嬉しい。 浴衣は着てみたいけど、混雑した花火会場には行きたくない。風呂上がり、縁側で浴衣着て夕涼みしながら枝豆と瓶ビールやってみたい。そういうサービスしてる場所都内にないのかな。子供は蚊帳の中で昼寝しててほしい。別に俺…
西側のドアを開き、玄関で靴を脱ぎ、短い廊下を抜けたところにワンルームはある。ワンルームの東側には引き違い窓があり、そこを開けるとベランダに出られる。ベランダにサンダルなどの履物はなく、住民は素足でベランダに立ち洗濯物を干す。 ワンルームは角…
牛乳石鹸の話題は、「ここで描かれようとしている主題はなんなのか?」という疑問と「これはCMとしてどうなの?」という問題を分けて話さないことには、どうしようもないと思った。 「主題はなんなのか」については俺なりの解釈は容易にできた。子供のころ憧…
雨のそぼ降る御茶ノ水駅周辺を歩いていた、アテネフランセで映画を観た帰りのことだ。 前から気になっていた「ニコライ堂」こと東京復活大聖堂に入ってみようと恋人を誘った。 門を入り、建物の入口の前に立つとガラスの扉は閉まっていて、今日は閉まってい…
今日は目が覚めて「ひよっこ」を寝ぼけ眼で見てだらだらと目を覚ました後、昨日使った食器を洗い、麦茶を沸かしながら『賭博破戒録カイジ』の11巻から13巻まで読んだ。 「賭博黙示録」の方がおもしろかったなと思ったけど、パチンコをあんなにスリリングにぱ…
雨降る恵比寿の野外で『雨に唄えば』を見た。 偶然通りかかって知ったので、途中からだった。スクリーン向かって左側のカフェの店外席に座って見た。雨が降っていて一時中断していたが無事再開した。再開したところからラストまで見た。 俺の好きな「グッド…
俺はホッピー1本に対して中3杯必要なタイプの貧乏人なんですよね。こないだ地元帰ったら高校からの友人がホッピー:中=1:1(この書き方があってるか分からない)だったんで驚いた。そんな贅沢は許されないぞ。 で、今酔ってる。 ツイッターが140字だから、ここ…
10時に目覚める、マンガを読む。作ってもらった飯を食う。いつも通りうまい。 テープ起こしの仕事しながら、洗濯機を2度回した。『マスター・オブ・ゼロ』を3話まで見た。夕飯もうまかった。 NHKでやっていた「本土空襲 全記録」を見る。戦闘機に装着された…
母はつまようじを使うとき、左の手で口元を隠し、右手に持ったその先端を歯間に潜りこませた。 その様子はなんだか、あるのにないように見せようとする不自然なモザイクのようで、子供の俺は母の配慮を小馬鹿にしたものだった。「モザイクのようで」と思うの…
バスタオルは何日ごとに取り替える?みたいな話題ってよく聞くけど、垢すりってどれくらいの頻度で交換すればいいんだろ。ちなみに俺はバスタオルは毎日洗ったものを使いたい派で、垢すりは1ヶ月は平気で替えない。あとで替えようと思う。 そういえば枕カバ…
自分は「デッドラインギリギリまで頑張らない人間」だと、俺はずっと思っていた。夏休みの宿題、受験勉強、履歴書の提出など、いつも「ここで走り出さなきゃ間に合わない!」というところで腰を上げる。そうやってなんとか期限内に終わらせる……自分はそうい…
夏は季節が目に入らない。暑すぎて何も見えない。俺にとって夏は、耳や肌や舌で感じるものだ。夏を捉えるのに目は役に立たない。なかなかやってこないバスを待つ。あごから汗を滴らせ、うなだれるばかりだ。夏を見ることは叶わない。花火大会なんか行きたく…
建築のことは本当に何も知らないけど、ハタチくらいまでは、なんで建築家ってのは哲学者めいたことを言うんだろうと、漠然と思っていた。 しかし最近は建築に哲学が必要なことが理解できる。「健康で文化的な最低限度の生活」に不可欠な「衣食住」に、哲学が…
半年ぶりに友人Kと会った。27歳にしてはじめて恋人ができたとのこと。めでたい!「彼女の前だと素の自分が出せるんだよな」と言っていた。彼は27年間「素の自分」をどうしていたんだろう。高校時代の彼は素の自分だったんだろうか。 「素の自分」を恋人にさ…
最近はじめて「カイジ」を読み始めた。 賭博黙示録 カイジ 1 作者: 福本伸行 出版社/メーカー: フクモトプロ/highstone, Inc. 発売日: 2013/07/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (6件) を見る 「鉄骨渡り」にマジで手に汗握ってしまった。人は…
近所のビリヤード店が潰れた。大学時代、友人と通っていた店だ。 友人のチヨダをビリヤードに誘った。チヨダはからきし素人だった。俺は中学生の頃からたまにビリヤードをしていたので、ルールや基本的な打ち方などは身につけていた。 暇を持て余した俺たち…
ゲームセンターでウイニングイレブンをやった。アーケードゲームなのにプレステのコントローラーが使えるのだ、知らなかった。 久しぶりにやったウイイレは(多分最後にやったのは2008年)とても難しくすぐに負けた。キーパーが全然キャッチしてくれないのはな…
どうして小沢健二やフランク・オーシャンはフェスのステージでスクリーンにカラオケ状態で歌詞を出してまで、オーディエンスにシングアロングを求めるのか。自分の周りの客が歌うのをやたらと毛嫌いする日本のオーディエンスは一度ちゃんと考えるべき— 宇野…