ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

黒くて固そうな犬

夢を見た。僕は犬の散歩をしている。黒くて固そうな、現実の僕が知らない犬。多分、夢のなかでも僕とその犬は親しい間柄にはない。 ちょっと目を離している隙に、黒くて固そうな犬はどこかに消えてしまった。探していると、ある豪奢な家の庭が掘り返されてい…

引っ越した

約300日前に書いたブログには、海の近くの家に最低でも「2年近く」いると書いてあったが、けっきょく1年弱で都内に戻ってしまった。 しかし「週刊SPA!」にお世話になりはじめてまだ1年しか経ってないのか、濃い1年だった。諸事情あって(後述)今月から離脱し…

凡庸になっていく

いま住んでる部屋は2階にあって、妻が出かけるときは2階の窓辺から手を振って見送る。彼女の背中が隣家の庭の木のかげに隠れて見えなくなるまでそうしている。俺が出かけるときは妻が窓辺に立ってくれる。 来週から住む部屋は1階にあって、ちょっとした庭も…

輪郭

あかんぼうの成長が著しい。最近は自分の手に興味を示し出した。おもいきり開いた手のひらを見つめ、おもむろに口に含む。以前は“指しゃぶり”というよりも“拳しゃぶり”だったが、親指だけしゃぶることを覚えた。自分の手のひらを知り、それぞれの指の分離を…

車の自由

地元の沖縄には電車が走っておらず、ゆえに線路はなかった。自動車教習所のなかに踏切はあったものの、それは架空の踏切というべきものであって、実際的な踏切は沖縄に存在しない。 だから、未だに踏切を通るときは緊張するし、新鮮な気持ちだ。踏切を通過し…