ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

上京丸九年

2010年3月25日に上京したから、丸9年、故郷を離れて暮らしたことになる。一浪して大学に受かった、20歳のころの俺、羽田空港に降りたったとき、何を思っていたのかさっぱり覚えてないな。夕方羽田着の便だったから、自分が住むことになるワンルームに入った…

“しあわせあかつ計画”を僕も応援します。

年末のクロちゃん“モンスターハウス”騒動で若干気持ちの離れていた「水曜日のダウンタウン」。しかし今夜放送された“しあわせあかつ計画”には歓喜してしまいました。そしてその喜びのままにあかつのインスタグラムを発見し、涙。あかつ家に幸多からんことを…

ボキャブラリー・言葉のない世界・走光性

商店街の路地を入ったところにマンションはある。昼間だというのに室内はしんとしていて、部屋を取り囲むようにしてある細い庭には、晴れた日のこの時間だけ(正午前後)木漏れ日が射す。それをカーテンの隙間から見る。眼鏡は外しているから、緑と黄の木漏れ…

窓を愛す、もしもの話

遠くが見えるようになった。視力がよくなったわけでも、物事を考えるうえでの視野が広くなったというような比喩的な意味でもない。寒さがやわらいだから、遠くが見えるようになった。 寒風に身を縮こめたり、冷えで肩がこわばったり、寒さから逃れるべく早足…

ロマンチックな夜の飾り

すごく悔しいことがあって、花粉症の薬をもらいに病院へ行った帰り道はずっと、いつか手にいれた星の数を数えて自分を慰めた。 俺は嫉妬や羨望の感情が強い。「なんであいつがもてはやされるんだ」「俺のほうが全然いいのに」「俺もあの人みたいにちやほやさ…

大森靖子「VOID」とんでもなく好き

硬質なアコースティックギターのストロークから、短いシャウト、少し間があって舌打ち。この曲の衝動、焦燥、疾走を象徴するパーフェクトなオープニングに、甘えにも似た苛立ちの青さを嗅ぎとって、動揺する。今までの大森靖子の楽曲には意外と感じなかった…

相談できないのは、ことばを持たないから。

相談したことがない。 中学や高校での進路相談も、行きたい学校は決まっていたので相談することはなかった。親も「自由にしなさい」というタイプだったので、進路についてはそれほど話した記憶がない。 行く先が決まっていれば勉強するだけだ。勉強方法を聞…

はじめての公園

思いのほか予定時刻よりもはやく着いたので、セブンイレブンでビビンバおにぎりと牛肉コロッケを買って近くの公園に向かう。 昔から…どれくらい昔かというと、それこそ中学1年生のころから、おにぎりとホットスナックの組み合わせで腹を満たしてきた。土日の…