ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

からっぽ

さいきん毎日書くチャレンジをしてる。今は23:45。今日のノルマを達成できるかギリギリだ。

 

むかし、読書感想文が書けないと焦る俺に「そういうとき私は書けないことについて書いたよ」と母は教えてくれたので、その教えに従って、この文章を急いで書いてる。

 

書けない。書きたいことがないから。でも書きたいという気持ちだけはある。

しかし、からっぽの人間からは何にも出てこない。

 

おまえはからっぽなんかじゃないよ、と言ってくれる人がいる。からっぽなんじゃなくて、自分の中身を出す手段を知らないだけなんだ、と。本当にそうなんだろうか。そうだったらいいな。

 

 

というか、俺がからっぽなわけがない。27歳まで生きたら何かしら思うところはあるはずだ。なのに自分がからっぽに思えてしまうのは結局、俺が全然自分と向き合ってないからだろう。そういえば大学生のころの俺は「自分を掘り下げていったい何の意味があるのさ」とうそぶいていた。めんどくさかっただけのクセに、こわかっただけのクセに。

ここまでしか書けなかった、23:59。