ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

「ビバラポップ!2019」感想文

4ヶ月前の2019年5月2日に行われた「ビバラポップ!2019」感想文。日記のなかにあった文章だけれど、「ビバラポップ」部分だけ分けて置いておこうと思い、一部修正して再投稿。

連休 - ひとつ恋でもしてみようか

9月16日までGYAO!でライブハイライトが配信されているので、まだ見てない方は是非ご覧になってください。

 

また、初回の「ビバラポップ!」についても書いてます(サイトの仕様で一時的に画像が消えて読みにくいですが…)。

ビバラポップ!が描いたアイドルの歴史と今この瞬間に生まれる物語 「VIVA LA ROCK EXTRA ビバラポップ!」フェスレポート – DE COLUM

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5月2日、「ビバラポップ!2019」に行く。

去年から始まった、大森靖子ピエール中野がプレゼンターを務めるアイドルフェス。ビバラロックの会場を利用して開催される。ふだんはまったくアイドルのライブには足を運ばないのだけれど、このフェスは大森靖子の作品のひとつだと思っているから、ためらいなく参加した。去年よりも規模が縮小して、ビバラロックのメインステージではなく、地下のcave stageというところで1600人限定で行われたビバラポップはなんだか密教的な祝祭空間だった。『マトリックス』のザイオンようでもあり、『ファイトクラブ』の地下拳闘場のようでもあった(例えが絶妙に古い)。

 

ZOCの人気ぶりに圧倒されつつ、初めてライブで聴く「family name」のハマり具合に涙した。大森さんは「こんな良曲ソロによこせよっていう大森靖子スタッフの視線を受け流しながら(冗談です)それでもZOCが歌うからこそ意味があるのが、誰にも伝わる曲です」とブログに書いていたけれど、たしかに「family name」はZOCがいたから、ZOCへ捧げたから生まれた曲だと、このライブで確信した。まだ結成半年だからパフォーマンスは荒々しいけど、それもまた初期衝動的で素直に心打たれてしまう。

薄々感づいてはいたけれど、この日のライブを見て、自分がにっちやん推しなのを悟った。生うどんの頃より大人びた彼女の、飄々とした笑顔と振舞い、安定感あるパフォーマンス、そしてツインテールにやられました。妻に「俺、にっちやん推しになった」と報告すると「にっちやん推しはガチっぽい」と言われたんだけど、ガチで推してるから推し宣言したわけなので、トートロジーだと思った。

あとビバラポップは1年ぶりのブクガは相変わらず気持ちよかったのと(やっぱりワンマンにひとまず行ってみたい)、Juice=Juiceの圧倒的クオリティに脱帽した。ハロプロへの入口がよくわからないので、ビバラポップは重宝している。去年こぶしファクトリーに出会えたのも嬉しかった。来年はどのグループが来るだろう。

そして至近距離で目撃した道重さゆみの肢体と汗に畏敬の念を抱きました。先日行った「サユミンランドール 東京」では完成されたコンセプトとしての道重さゆみを体感した満足感に支配されたのだけれど、今回は人間・道重さゆみの生身が放つ眩さに撃ち抜かれた、リアルはすごい。大森さんとの「絶対彼女」コラボは微笑ましかった。

大森靖子コラボステージはなんといっても道重さゆみを招いての「VOID」に尽きる。ギターストロークが鳴った瞬間泣いてしまった。初恋の人・峯田和伸に歌ってほしい曲を、敬愛する推しといっしょに歌う……。初恋と敬愛を観客の前でブレンドして突きつけてくる大森靖子の強欲とそれを実現する腕力にひれ伏した。そして我々大森靖子ファンの身悶えを吹き飛ばす湿度0%・太陽燦々な道重さゆみの「家を抜け出して僕の部屋においでー!」という誘いには思わず笑ってしまった、こういう救い方ができるアイドルが道重さゆみなんだな、と知る。大団円ラスト、出演者ほぼ総出の「ミッドナイト清純異性交遊」で香椎かてぃさんが所在なさげに突っ立てたのに感動して僕の今年のビバラポップは終わった。また来年!