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ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

別れと出会い

上京してからというもの、年末は12月27日あたりに帰省することが多かったせいで、なんだかそわそわする。本当にきょう飛行機乗らなくていいんだよね?しかし、無職だからこんなそわそわを味わえるのだね。27日火曜日ってまだまだ仕事納まらないとこばかりだよね。

 

忘年会がある。その会ひとつで俺の下半期が要約できる。いつもヘラヘラしてるだけだが、なぜかそこにいることを許してもらっていてありがたい。あすこがなかったら今年の俺はどうなっていたんだろう。

 

2月には、参加させてもらっている同人誌の編集長とふたりで、大阪まで取材に行った。大阪・西成午前3時、さっきまで聞こえたサイレンや叫び声をかき消すような教会の鐘の音に、心底おびえた。刑務所のような3畳間にはしかしトイレがなくて、廊下を歩かないと共用トイレには行けない。けれど恐くてドアを開けられなかった。深夜の尿意はペットボトルに放っておいて翌朝捨てた。

大阪までの移動費と西成の宿泊費は編集長が払ってくれた、彼のおかげで素晴らしい人にインタビューできた。良い体験だった。

編集長には頭が上がらない。彼はなぜか俺に良くしてくれていて、彼の存在がなかったら、やっぱりいまの俺はいない。

 

「大阪といえば」か「頭が上がらないといえば」か「インタビューといえば」。前段落に出てきたこれらのワードのどれをフックにしてこの段落を始めるか迷った。それらのワードはそれぞれ「元カノ」、「SMAP」、「超大物」につながっていくのだが、そのどれを話してもつまらない気がしたのでやめた。これらの話題はぜんぶ、話すことではどうにもならない。行動によってケリをつけていくべきだ。

 

そもそも、なぜ今年の年末は帰省しないのか、大森靖子のカウントダウンライブに行くことにしたからである。心やさしい人たちのおかげで、完売したチケットをなんとか手に入れられそう。ありがとうございます。

大森靖子のカウントダウンライブといえば、俺がファンになってしまった年、2014年の代官山でのTHE ピンクトカレフを伴って行われたやつが思い出される。実家でツイッターを見ながら行きたかったなあと思った。

行くことを諦めた大森さんのライブは多い。むかし付き合ってた女は、大森靖子を好きな俺を好きじゃなかったから。

別れてからというもの、デートに使っていたお金や時間を、ライブに使えるようになった。失うものがあって、得るものがある。

 

結局元カノの話に戻ってきてしまったようだ。だせえ。

とにかく、ことしのはじまりはフラれたことだった。最初はやっぱり寂しかったし、愛想つかされた自分が情けなくてしょうがなかったけれど、はじめて味わう孤独は俺にこのブログを書かせ、いろいろな人と出会わせた。別れがあって、出会いが生まれた。

何ヶ月か前、久々に元カノと電話で話したとき、彼女は俺に「変わったね」と言った。俺は変わった、俺も変わってしまう、俺だって変われる。

変化が成長になればいい。