ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

広瀬すずと松岡茉優が好きです 『ちはやふる 下の句』第一印象

ちはやふる 下の句』を見た。
『上の句』は、何の気なしに見たら傑作ですごく興奮したこともあって、このブログに感想文も書いたから、『下の句』についても書きたいんだけれど、今回はただひたすら涙を堪えるのに必死で、まともに感想するような余裕がなかった。それにこの感動はおそらく『上の句』ありきだから、ヘタに書けないので、一句まとめて再見したら書きますね(という宣言をして未来の自分へのプレッシャー、誰も待ってないけど)。


ただひとつ言えるのは、『下の句』の広瀬すず(綾瀬千早役)は、大きな目をやたらと見開いたり濡らしたりしながら、そのぽってりした唇を半開きにしたりきつく結んだり、頬に汗をしたたらせていて、ひたすらにかわいい。ありえない。『セカチュー』で長澤まさみに出会ったときの衝撃を余裕で超えた。完全にファンになってしまった。
さっき家に帰ってきてテレビをつけたら、高校生の広瀬すずが大学に進学したらしい男の先輩の家を偶然を装って訪ねるCMをちょうどやっていて、嬉しいやら悲しいやらだった。広瀬すずには、恋なんぞにうつつを抜かさず、まっすぐかるたに恋していてほしいんだ、俺は。

 

 

「まっすぐかるたに恋している」とは言ったものの、じっさいのところ広瀬すずは、かるたそのもののみならず、かるたを通じて得た「つながり」を大切にしている。『下の句』では幼なじみの男の子2人との、そして新しくできた仲間たちとの「つながり」のために/ゆえにまっすぐ札を狙う広瀬すずがおり、対して『下の句』から登場した広瀬すずのライバル(?)若宮詩暢役を演じた松岡茉優は、ひたすら自分のために孤独にかるたを極める現役女子高生クイーンで、こっちもどえらく魅力的。
飄々としているかとおもいきや、よくわからんゆるキャラ(?)を目にしては破顔してみせたり、ときには共にかるたを極める仲間がいないことを無意識のうちに寂しく思っているがゆえにキツくあたるような描写(真剣佑[綿谷新役]の両肩を交互に押していくシーンとか!かわいい!)もあって、良いライバルになっている。広瀬すず松岡茉優が画面に同時に収まる奇跡!僕の隣の席に座るスーツ姿のおじさんも身を乗り出して見ていた。あと、Tシャツ姿の松岡茉優を横から撮ったシーンにはちょっと驚いた。ほお、ええなあ……って。


ああ、けっきょく両ヒロイン(あえてそう言おう)がたまらなく好きだってことをぼんやりと長々と話してしまった。
正直に言って、『下の句』から見る観客は、物語には問題なく着いてこれると思うけど、この映画のどこが感動するところなのかその細部にはまったく感情を寄り添わせることができないだろうから、少しでも興味があるならぜひ、『上の句』をなんとしてでも見てから行くのがベターだと思う。まあ広瀬すず松岡茉優の良さだけが目当てなら、この『下の句』だけで十分なのだけれど。

 

 

いやあ、かるたしてるときの松岡茉優の表情の凛々しさたまらんわあ。