ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

「いまの時代がいちばんいい(らしい)よ」

文學界』で前野健太が書いていた短い文章を読んだら、スプーンに垂らしたブランデーに青い火をつけ、それをコーヒーに入れた、って書いてあって、アイリッシュコーヒー飲みたくなった。カフェロワイヤルは飲んだことがない。


帰り道立ち寄ったスーパーで、前野健太のカフェロワイヤルの文章を思い出したおれは、ブランデーを買おうと思ったのだけれど、けっこうまとまった量の入った瓶しか売っていなくて、そんな金はないし、まとまった量の酒が家にあるとバカスカ飲んでアル中になってしまうんじゃないかと不安になるから、結局それは買わず代わりに金麦500mlを買った。


金麦500mlを飲みながら夕食をとって、テレビをぼーっと見てたけど、橋下徹羽鳥慎一はそんなにおもしろくなくて、だからテレビ消して本を読もうとしたんだけどすぐに眠ってしまった。


ある時期までは、夜にうっかり寝てしまうと、恋人と電話をしそびれてしまうので、気をつけていた(毎晩電話していたのだ!)。気をつけているのにうっかり寝てしまって電話しそびれると、少し落ち込んだ。しかしいまは誰にも気兼ねすることなく、いつ寝ていつ起きてもいいのだ。誰にも何も言われない。
うっかり寝てしまって目を覚ましたのは1時間半後くらいで、だから大森靖子のニコ生配信生ライブは最後の方しか見れなかった。見そびれた。



きょうはヒートテック半袖に半袖シャツにユニクロのカーディガンを羽織って出かけた。これくらいの季節に切れるちょうどいい洋服がない。スプリングコートとか欲しいな。


去年の暮れに帰省したとき友人に連れてってもらったバーでアイリッシュコーヒーをはじめて飲んだんだとおもう、ずっと飲んでみたかったんだけど、いささか気取った飲み物だし、それまで飲めなかった。あの日はなんで飲もうと思ったんだろう。


やがてもっと暖かくなって、アイリッシュコーヒーだかカフェロワイヤルだか知らんが、あったかい酒なんて飲めなくなってしまう、そしてまたモヒートの季節になってしまう。おれはいつになったらじぶんの金で酒を飲むのだろう。