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ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

ポジティブシャワー、ネガティブシャワー

シャワーを浴びてるときがいちばん気持ちいい、頭がすっきりして、いろんないい考えが浮かんできて、ものすごいポジティブになる、ついつい浴びすぎてしまう。毎日そうだ。服を脱いで浴室のタイルに足を下ろすまでの時間はただただ面倒で苦痛だけれど、入ってしまうと、今度は出るのが惜しくなる。しかも体から水を拭きとってしまえば、さっきまでの高揚感やリラックスした心持ちはいっしょにタオルの中に溶けこんでってしまう。

 

シャワーを浴びるとビビは肉体を意識する。
同時にシャワーは時間と世界の感覚を喪失させる。

 
こないだ見た映画のナレーション。薄汚い魚が語っていた。ビビは大女優の娘で、実業家の兄からの資金インドネシアから輸入した洋服?を売るチェーン店を経営しているが、自暴自棄になっている。堕胎し、男をひき逃げし、その男の息子と結婚する。




前に体調を崩すと体の輪郭がはっきりする、と書いたけれど、シャワーはポジティブに体の輪郭を浮き上がらせてくれるように感じる。シャワーが浴びれなくなったら、そのときはもうどん底だとおもう、かつてうつ病になった男はまったくシャワーを浴びなかったし、たまに風呂場から出てきたときも相変わらず臭かった。シャワーもネガティブに体の輪郭を明らかにさせることがあるけど、そのとき体の輪郭を意識しているのは、その体の持ち主以外の人間だ。


明日もポジティブシャワーを浴びれるといい。