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ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

10月17日

Netflixでジャド・アパトー『LOVE』を中盤まで見て、『昭和元禄落語心中』最終巻を読むだけの1日、つまり良い1日。『LOVE』でブロンド美女ジリアン・ジェイコブス演じるミッキーの、心のなかはズタボロなのに(だから)蓮っ葉な振る舞いがたまらない、ナードな…

10月16日

久しぶりに会ったキョウダイと新宿の焼肉屋に行く、うまい、また行きたい。「母の墓は海の見える丘の上にあるといいね」と言いながらキョウダイは、おもむろにスマートフォンで墓地を探しはじめた、「○○万円かあ、自分の貯金でいけるじゃん」というキョウダ…

10月13日

目覚めたときに布団がしっかりと体を包んでいるのが久しぶりだった、寒い。のそのそと起き出してやったことといえば洗濯と調理とNetflixで『ストレンジャー・シングス』を見るくらいなもの。今年の冬が終わってからずっと洗濯カゴの底でくしゃくしゃになって…

10月12日

なんてことはない1日。気づいたら目を覚ましていて、気づいたら眠りから覚めているような1日。これからまた眠る。このごろ近所で朝っぱらから工事がされていてうるさいけれど、眠っている間はその音に気づかない。とはいえ、最近眠りが浅い気がする。この世…

10月11日

寝不足だったからか早寝したのに遅起き。昨日「狩歌」をした公園もまあまあ肌寒かったが、今日はまた一段と冷えた気がした。何日か前にシャワーボイラーの温度を1度上げたが、もう1度上げるまでそう時間はかからないだろう。古本屋に寄り、立ち飲み屋へ。「…

10月9日

15時起床(朝まで飲んでいた)。本を読む。急遽友人Sと飲むことに。4ヶ月ぶり。朝降っていた雨は止んでいる。S自宅近所の焼鳥屋で飲む、可もなく不可もなく。店員の女子がジョッキを洗いながらイッテQの内村大車輪に見入っていてかわいい。Sの体が以前会ったと…

人生

「9時起床、小雨。鮭を焼いて食べる。散歩。公園の東屋で読書。池の亀は折り重なる。湯豆腐。ウイスキー2杯。1時就寝」 みたいな日記を書きたいなあ~。 おれはもう何年ものあいだ「起床」というのをしっかり意識したことがない。目が覚める瞬間を捉えたのは…

書けるようになりたいから書く

一ヶ月が経ってようやく書けた。でも、まだなんにも書いていないような気もする。結局、そのものについてはまだまだ書けないんだろう。このままだと、いつか書けるようになるそのときは多分、いろんな気持ちをあえて捨象して体裁よく書くか、いろんな気持ち…

「きみが好きだという、それだけで僕は嬉しいのさ」 『光の光の光の愛の光の』感想文

真っ白の存在たちが全力で恋愛をする。恋愛以外には何もしない。恋する相手のためだけに言動があって、恋愛に関係のないすべては蛇足……。 200歳の友人がしたためた「恋文」の入った赤い便箋を、彼の代わりに届けにきた男は、宛先とはべつの女に出会う。その…

手癖

夏と変わらない格好で玄関を出ると肌寒かった。アパートのエントランスを出ると、日が肌に当たる。突き刺す日差しではなく、あたかかく包みこむような光だ。軽い風が肌を撫ぜる。光と風の混ざる季節がやってきた。秋だ。 クロネコヤマトの緑の台車が家の前の…

ホームラン

5打数4安打3打点。小学6年生の遠足、青々とした芝生のうえ、クラス対抗で戦った野球大会での、おれのバッティング成績だ。こんな数字をおれが忘れないのは、5、4、3という並びの良さのせいもあるだろうが、それだけ打ちまくって活躍できたことが嬉しかったか…

断片的に

一人称が定まらない。 どの代名詞を自分に当てはめるか決まってはじめて、自分のことがわかるようになるのか、それとも、自分のことがよくわかるから、一人称が決められるのか、その辺のことはよくわからない。 そもそも、人が一人称を使う理由はなんだろう…

「君の名は。」感想文?

『君の名は。』はきっとこれから何度も見ることになるだろうな、と思えるほどいい映画だった。この作品を見るにあたって新海誠の『ほしのこえ』、『雲の向こう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』を見ておいたんだけど、この男はずっと同じことを繰り…

黒子ちゃん

ペットボトルから水を飲みながら、急いでエスカレーターを歩いていたら、右足のサンダルの先がステップに引っかかって、つんのめった。右手にペットボトルを持ち口にあてて東京のエスカレーターを歩いていたおれは、体を右手で支える代わりに、右胸を手すり…

外濠-神田川(御茶ノ水付近まで)

市ヶ谷駅近くから飯田橋辺りまでの外濠が好きだ。電車は、外濠の東側を水面とさほど離れていない高さで走る。昼間の車窓からは、釣堀に糸を垂らす人々や水際のテラスが見え、夜になると、対岸の街明かりが水面に揺らめく。対岸を歩いて、走る電車と外濠を眺…

趣味

すべてをゆだねてしまえたらどんなにラクか、と思いながらも、そんなことはできない。母が買ってきた派手なトランクスを履かずに捨ててしまった中学生の頃からわかりきってることだ。 けっきょく、おれにも「趣味」のようなものがある。何かに触れたとき、そ…

痛み

なんだかずっと気分がすぐれない。 それは、このごろ虫歯に悩まされてて、昨日かかった「人生初」の歯医者にいきなり親知らずを抜かれ、治療後に襲ってくる痛みと違和感のせいであり、そして、自分の生き方のふらふら具合に若干嫌気がさしているからでもある…

すいかは祭り

すいかも食べてないのに梨の季節がやってくるのかあ〜 — らさ (@massarassa) 2016年8月19日 すいかも梨も、りんごでさえも、味としてしか感じてない。実物を味わっていない。 — らさ (@massarassa) 2016年8月19日 @massarassa じゃあスイカの感想で4000字く…

キューユー

「おまえが前にかかった病気と似たようなの、俺も患った」と慌てたようすでLINEしてきた旧友と、メッセージを数往復させたのだけれど、とつぜん既読も付かなくなったので、1週間後LINEしたら、既読無視に状態が変わったのでまあ良しとしている。 僕は彼と大…

出し入れ

入ってくるものがないと、出したくなることもない。 さいきん、映画見たり本読んだり(一応)完成されたものに触れる機会が極端に減っているから、ブログを書く気にぜんぜんなれなかった。そのいっぽうで、人間関係という、続く限りは永遠に完成しない(はじ…

ひとりきり

きょう。 人身事故で電車が遅れる。「死ねよ」と小声で呟いたあと、もうその人は死んだのかもしれないと思う。 ものすごい寝坊して夕方の約束時間に90分も遅れてしまったのに、彼らはぜんぜん顔を歪ませなかった。頭が上がらない。仙人は自転車の上で笑う。 …

わからないまま

「運転手さん、人が倒れました」という女性の声を合図に、多くの人を乗せたバスはゆっくりと停車する。バスの中央部に、目を閉じて口から泡を吹き、手足を小刻みに震わせている男がいる。人を掻き分け歩み寄った運転手が男に声をかけるが、応答はない。運転…

お金②

人と寝食を共にするのは2泊3日が限界……。 俺はいびきがとてもうるさくて、彼に迷惑をかけてしまう。そのことをとても申し訳なく思う。彼は睡眠不足となり、俺は申し訳なさで心が重たくなる。 マイルームルールを知らない彼は、俺の生活を乱す。とはいえ、そ…

ドアの話

そのATMはとても狭くて、ドアを押し開いて入っても、ドアと垂直に接している面の壁にすり寄らないとドアを閉められないほどだ。防犯の観点から見れば、人ひとり入るのがやっとというATMルーム(?)の広さは良いと思う。悪いひとが押し入ろうとしても、彼が入…

がっかり

ちょっと前、旧友と近況を報告しあったときに、「オマエにはがっかりしたよ」と言われた。 学生のころから無職時代まで、俺の孤独はその旧友と、むかし付き合ってた女のふたりによって埋められていると言っても過言じゃなかった。だから、彼が去り、彼女に去…

遺言

故人のことを思い出す日に、門をくぐってやってきた人たち。そのうちの何人か。自分たちの近況を雄弁に語ってくれた方々。遺族はみな人見知りぎみだから、そんなに親しくない弔問客は、沈黙を嫌って気を遣ってか、たくさん喋る。 なんかの木箱を家の倉庫でひ…

『ジュラシック・パーク』見たよ

『ジュラシック・パーク』見た。去年の暮れ帰省したときに録画しておいたのを見た。 (ここから先に書かれることはほとんど事実を知らない人の憶測・妄想です)。 恐竜を現代に甦らせ、とある島に恐竜テーマパークをつくりあげたハモンド博士だったが、その管…

実家

実家から歩いて10分ちょっとのコンビニに向かって歩を進めてたら、しとしと雨が降りはじめて、30秒後には全身びしょびしょに濡れてしまっていた。街灯のない真っ暗の農道に雨宿りできる場所はないけれど、どうせすぐに行きすぎるスコールだったし、夜のコン…

ちんぽこ

「オマエちんこでかいもんな」 どういう話の流れでそう言われたのかぜんぜん覚えていないけど、言われた瞬間から酔っぱらいの記憶は鮮明になっている。なんで君らは俺のちんぽこを知っているんだ! 高校以来の付き合いな友人たちとは温泉に入ったこともない…

サブマリン幼女

先日、宅飲みをした際、女の肩を揉むという僥倖に俺はめぐりあった。会場となった青い部屋の主から借りたTシャツを着た女の肩を、そのTシャツに毛玉ができてもひたすらに揉み続ける2時間弱。スケベな気持ちにはならなかったのか、と聞かれればそりゃあ少しは…

余裕  ―障害者殺傷事件によせて

テレビは相模原の障害者施設で起こった大量殺人事件を、まったく身勝手な、英雄気取りの、歪んだ自己愛の持ち主が引き起こした、惨劇として取り上げている。到底理解できない男による凶行。亡くなった幾人もの犠牲者たちは「遺族の感情と要望に配慮」したう…

尿意

まだカーテン開けてない、というか起きてからずーっと横たわってるけど、今日がいい天気っぽいのはわかる。幼いころは起きたらすぐおしっこしてたのに、図体だけは大人になってからというもの、目覚めから何時間も小便にいかないことがザラだ。宵越しの小便…

お金

外着を着たまま電気はつけっぱなし、コンタクトレンズは入れたまま歯も磨かずに眠ってしまう日が続いている。さいきんの昼夜逆転生活を思えば、日の沈んでいるうちに眠気が来るのは明らかに良いことなんだけど、朝日じゃなくって蛍光灯に目を覚まされる丑三…

甘え

ひとむかしまえは非行少年に手を焼いている親の相談を主に請け負っていた組織が、いまではひきこもりやニートの子供に頭を悩ます親たちの駆け込み寺になっている、という話を飲み屋で小耳に挟んだ。金がなくっちゃひきこもったりニートにはなることはできな…

混濁

無職のくせに三連休を満喫してしまった。 3日のあいだ、あんまり睡眠をとっていなかったから、昨晩は21時くらいにテレビ見ながら寝てしまった。目覚めたら1時で、6時にふたたび寝て、9時過ぎに起きた。 朝、目が覚めたとき、映画館に入る夢を見ていたことを…

自分の歌声をひとりで聞くのが好き

今朝、町の様子を確かめがてら、散歩した。朝6時だというのに駅に向かう人が多くて、うつむかざるをえなかった。 BGMは自分のひとりカラオケ音源だ。iPhoneで録音した自分の歌声を聞きながら、うつむいて徘徊した。曲間、「あぁ、つまんね」というひとりごと…

オムライス

男がひとりで外食していい場所は、牛丼屋、ハンバーガー屋、そば屋、ラーメン屋、定食屋、中華料理屋に限られているので、その近所の中華料理屋のメニューに「オムライス」の文字を見たとき、俺は喜んだ。男ひとりでポムの樹には行けない。頼んでみると、う…

わさび

夏になると、「わさび味」のスナック菓子がたくさんお店に並ぶのでうれしい。「わさび味」好き。きのうスーパーに行ったらチップスターの「信州わさび味」が棚に並んでいて、買ってしまった。けっこう辛い。おいしい。しかし、山葵をひらがなに開くのは、な…

家庭に風穴を開ける 紫原明子『家族無計画』感想文

母と父は、8年に渡る別居の末に、死別した。晩年、僕と兄弟を東京に送り出し、ひとり広い家に住んでいた専業主婦の母は、父との同居を望み始めた。とつぜん女として、というより、ひとりの孤独な寂しい大人として立ち現われてきた母の想いを、大学をとっくに…

わからない

ツイッターしか社会を知る窓がないからよく眺めているんだけど、みんな、自分の正しさをある程度信頼して生きているなあと思う。街中ですれ違う、仕事場や学校で関わる、プライベートで会う人たちについてのいろいろな不満を、彼らはぶちまけている。自分の…

「ウミベの虚無僧」

きのうひとりで500mlのチューハイ4本グビグビ空けたらきょうは二日酔いでまったく横たわっていた。俺の二日酔いはだいたい副鼻腔炎の疼きを引き連れてやってくるから本当に何もすることができなくなってしまう。頭痛すぎて吐き気ヤバすぎて寝ることもできな…

酔っぱらいの文章

とりあえず、読めるものじゃない可能性が高いです。 酔っぱらったテンションで書いてまーすっ!みたいな文章をどっかで読んだから、酔っぱらって書いてみたけど、酔っぱらった勢いで書く文章なんてやっぱりしょーもなくないっすか??何度か試してみたけれど…

そうめん茹でて食べた

腹が減った。さっき食べたばかりなのに……と思いながらつけっぱなしのPC右下を見たら午後8時を過ぎていて、さっき朝飯兼昼飯を食べたのはミヤネの顔を見ながらだったので、まあ5時間ちょっと過ぎているなら腹減っても仕方ないわな、ていうかもうこんな時間か……

涼しい部屋

ずーっとエアコンつけている。エアコンをつける代わりに、部屋の灯りはなるべくつけないようにしている。いままだ日は落ちていない時間だけれど、さっきぶあつい雲がやってきて、周辺はうすぐらくなって、この部屋はまっくらになった。PCが眩しい。空が光っ…

あらゆる娯楽は明日のために

昨晩はニコ生でNMB48渡辺美優紀卒業公演を見たんだけど、めちゃくちゃ満足度の高い時間を過ごせた。かわいい女の子たちが歌って踊るのを見るだけで、しあわせになれるってことを、ずっと忘れていた。「ジッパー」という曲は、渡辺美優紀、白間美瑠、渋谷凪咲…

この町

電車を降りてホームを歩くと、ベンチのうえにはかじりかけの長い長いフランスパンが1本腰かけていて、地面にはエルメスのスカーフやファミリーマートのレジ袋がはりつき、柱のそばにはちょびっとのゲロがこぼれていた。あざやかな紫。 改札を抜けてすぐの、…

『シリア・モナムール』と『FAKE』を見た。(ネタバレ過敏なひとは読まない方がいいかも)

7月1日映画の日はドキュメンタリーを2本見ました。『シリア・モナムール』と『FAKE』。どちらも愛についての物語として見れて、すごくよかった。 亡命し、内戦下のシリアには戻れず、パリでむなしく苦悩しながら過ごす映画作家オサーマ・モハンメドと、自由…

森達也『FAKE』感想文(ネタバレあるっぽい)

煙草を吸うため、開け放たれた窓。カメラがベランダに立った瞬間、マンションからほど近くを走る列車が画面を横切って行く。のちにわかるが、ふだん閉めきられたこの薄暗い部屋にも、線路のうえを流れる列車の音は侵入してくる。しかしその男にその音は聞こ…

かもかもリバーにグッバイエンナイ!!

札幌。最後の夜、彼の家への帰り道で僕は、ナンパしてくるわ! とうそぶき、すすきのに戻った。僕にナンパなんてできるわけもないのに、彼らもそう思ってるくせに、僕が釣果を得られるなんて思っちゃいないくせに、「おお頑張ってこいよ」と言って、僕を見送…

おはなし

むかしの僕は話すことが好きだった。会話も好きだったけれど、聞いてくれるひとに対してできあがったストーリーを一方的に話すのが好きだった。創作ではなくて脚色された実話を、おもしろおかしく話すのが、たぶん、得意だった。けれど、いつからか話すこと…