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ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

心残り

九龍ジョーが「SPADE」という雑誌に書いたエッセイ「東京で聖者になるのはたいへんだ」を読んだ。2016年11月12日から同年同月18日までの、彼の11月の7日間が書かれた文章なのだが、しかしその1週間は、高学年の「アリマ」による「圧倒的な暴力」にさらされた…

家庭に風穴を開ける 紫原明子『家族無計画』感想文

母と父は、8年に渡る別居の末に、死別した。晩年、僕と兄弟を東京に送り出し、ひとり広い家に住んでいた専業主婦の母は、父との同居を望み始めた。とつぜん女として、というより、ひとりの孤独な寂しい大人として立ち現われてきた母の想いを、大学をとっくに…

恩師に出会えない人 (東村アキコ「かくかくしかじか」を読んだ)

無職なのにまったく生産性のない遊びにお金を使うのもなあ、と思ってここ3ヶ月くらいひとりカラオケに行ってなかったんだけど、大声出したすぎて、あと、ちょっと前に友人とカラオケ行ったら大学生のころよりだいぶ下手くそになっててヘコんでしまったので、…

「あの日を忘れない」じゃなく「あの日から何があったのか」 岡映里『境界の町で』感想文

「あの日を忘れない」なんてことばが毎年毎年決まった日に聞こえてくる、特にテレビの向こうから。しかしそれを聞かされるたびに「そんなこと言われなくたって俺は忘れねえよ」と思うのだ。あの日じぶんが何をしていて、どんな気持ちになって、どんな風に夜…

1月に読んで良かった本 『消滅世界』、『1998年の宇多田ヒカル』、『映画は父を殺すためにある』

1月も終わってしまいます。さいきんは、日々の過ぎゆくスピードが早いのか遅いのかすらわかりません。一日に区切りがなく、毎日が連綿と続いていくので、時間の感覚に乏しいです。仕事したいですね。きょうは月の終わりなんで、今月読んだ本で興味深かったも…