ひとつ恋でもしてみようか

いつも同じようなことを言っている

美しいぼく

ぼくはずっと不幸を知りたかったのだと思う。だからニートになったのだろう。でも、それが偽りの不幸だとしても、アナグラにいちど落ちると、這い上がるのはなかなか難しい。そこは暗くて孤独でつらかった。ぼくはたまたま書くことで誰かと繋がれて、その先…

トイレは落ち着く

トイレに入ってるとドアの向こうで猫が鳴く。鳴かれながらだと、トイレでゆっくり、なんて気持ちにもなりにくく、用が済んだらさっさと出てしまう。 トイレに長居してしまうタイプだ。トイレは落ち着く。これはひとり暮らしの時もそうだったし、外で用を足す…

ビール飲みたい

痔が悪化したので、病院に行って処置してもらった。それが1月4日のことで、それ以来酒を飲んでいない。もう5日目になる。 飲みたい。ビールが飲みたい。さっき、尾野真千子が瓶ビールをビールグラスに注いで飲んでいる映像を見てしまって、羨ましかった。 ビ…

正月とおじさんとクロちゃんのこと

年末年始を実家から遠く離れたところで過ごすのは初めてだ。去年は大森靖子のカウントダウンライブに行ったので、年越しの瞬間は東京にいた。でも1月2日には沖縄の実家に行ったので、東京で年末年始を過ごしたという気分にはならなかった。 今年は妻とふたり…

2017年、このブログで思い入れのある5つの記事(プラス1)

ブログを書きはじめて2年目。今年は1年目の半分しか記事を書けなかった。今年の半ばあたりから、フリーライターとしてぼちぼち仕事をもらえるようになったことや、今年のはじめ、恋人ができたことが理由だ。恋人とは11月に結婚したので、いまは妻である。 仕…

僕ん家の猫はキジトラ

おととい猫が病気した、膀胱炎。 おとといの前日から、猫はあんまりおしっこをしなくなって、元気をなくしていた。夜には粗相をするようになって、おとといの朝、僕はおしっこのにおいで目を覚ました。 もうまったく元気がなくて、気が気でなくなり、ネット…

ブログは、ニートだった僕をとりあえずここまで導いてくれた。

ずっと変わるのが嫌だった。いまの自分から変化したら、過去の自分を否定することになると思っていたからだ。 大学を卒業してから、ずっと働いてなかった。大学生のとき、就職活動に失敗した、というか、きちんと挑戦しなかった。 気が向いたらエントリーシ…

きょうのこと

久しぶりにnote更新した。 投げ銭にしました。たのしみだなあ〜〜〜。 はてなでブログを書くよりも前から、noteには断続的に書いていた。久しぶり流し読みしてみたのだけれど、なんかよかった。書くことの楽しさに酔っている感じがあった。今は、あんまりそ…

てーるー

僕がまだ小学校に入るか入らないかのころ、近所の友だちは少し変わっていた。熱いアスファルトの上をいつも裸足で走り回る姉弟と、ちょっとだけ知恵遅れの少年。少年のことは「てーるー」と呼んでいた。その3人とよく遊んでいた。何をしていたかなんて覚えち…

僕はツタヤから可能性を持ち帰っていた

ツタヤに行かなくなった。自宅周辺にないからだ。 上京して最初に住んだ町は、町田。神奈川県の淵野辺というところに大学のキャンパスがあったのだが、僕はどうしても「都民」になりたかったので、町田に住むことに決めた。町田がネタにされていることすら知…

ホームセンターに行った。

ホームセンターに行った。 自宅最寄り駅から3駅10分、そこから徒歩25分のホームセンター。 ホームセンターはどこも同じような匂いがする。なんの匂いかといえばホームセンターの匂い、としか言いようがない。木材とか、肥料とか、これからペットになる動物と…

冬、この町の風が強い。

10月から東京から少し離れたところに住みはじめている。 「どこ?神奈川だっけ」と聞かれれば「◯◯の隣の駅」と説明するのが常で、たぶんこれはこの町「あるある」のひとつだと思う。 あるある、でいえば、この町はとても風が強い。夏にはじめて来たとき、砂…

昨日と今日のこと

昨日は1年半ぶりの友人とふたり、新宿で飲んだ。彼はいま札幌ではたらいている。研修で上京しており、合間をぬって会ってくれた。僕の結婚祝いということで遠慮なくおごられた。 1年半前に札幌に遊びに行った。そのころの僕はとてつもないニートで、甘ったれ…

はい。

最近なかなか洗濯物を干せなくて、明日着るものがないからコインランドリーにやってきた。 僕の他に誰もいないコインランドリーはうるさいくらい明るく、絶え間なく鳴るモーター音は心地よくて、案外仕事がはかどった。10分くらい時間が余ってしまったので、…

ふたり

結婚しました。「夫〜〜〜!」、「妻〜〜〜!」と言い合うのにハマっている。 結婚する前から一緒に住んでいたので、劇的な変化はない。でも、結婚報告をするたびに「おめでとう」と言われ、おめでたいんだなと少しずつ実感する。なんでこの人たちは、僕なん…

『ストレンジャー・シングス』の感想、僕の思春期はまだ終わってないという個人的な話

賢明であろうとすること、それが何よりも大切だ。パドルを握り、好奇心の航海に出る。書を携え、モンスターに立ち向かう。 シーズン1で、“you are not this stupid”とナンシーをたしなめたのは、バーバラだった。stupidにならないためのルールを取り交わした…

『アウトレイジ 最終章』見たよ

『アウトレイジ 最終章』ようやく見た。『龍三と七人の子分たち』がまったくハマらなかったので期待しないようにしてたけど、おもしろかった。 ありきたりなヤクザの内輪揉めを軸にしたストーリーに韓国人フィクサーを絡めつつ、北野武作品らしい主人公・大…

手帳買った

手帳を買ったがまだ開いていない。買った時は人生初めての手帳だと思っていたが、2度目だった。1度目は大学に入った時で、ブルーのポケットに入りそうなサイズの手帳を買った。 あの時は、この手帳が予定で埋まったらかっこいいな、と思って買ったのだった。…

生きてます

転居やら取材やら原稿やらで、しっちゃかめっちゃかな1ヶ月だった。恋人との同棲が始まったり、猫との共棲がスタートしたり、素敵なことも多かったので、それに関する心の流れみたいなものを書いておきたかったけど、日々にかまけて疎かにしてしまった。 し…

きょうのこと

この秋から恋人と同居する。部屋の契約はもう済んでいる。今日は俺ひとりで鍵を受け取り、部屋を確認してきた。東京から離れてることもあって、家賃のわりに部屋数が多い、3DK。がゆえに、ベッドをどの部屋に置くべきか迷っている。入居は2週間後。 日の暮れ…

マルシンスパに行った。

劇場の扉の前に着くと、ちらほらと人が佇んでいた。2人組かひとりきりの人たちが10組くらい、年配の女性もいれば、若い男もいる。 「到着したら電話してください」とメールで言われていたので電話をかけた。立ち話をしていた女性が電話を耳元に当てたので、…

ちゃんと

USBメモリーを無くしてしまったので、作業ができず途方にくれている。このまま見つからなければ、再度データをもらわなくてはならない。クソだ。締切まで時間も少ないというのに。 昔からよくモノを無くす。この悪癖まったく直らない、直さない。そろそろ直…

きょうのこと

六本木の大きなビルの一室で打ち合わせ。ロボットみたいな受付のお姉さんが部屋まで案内してくれた。お姉さん、と言ったけど、俺より年下なんだろうな。受付のお姉さんも、甲子園球児も、俺よりずっと大人に見える。お姉さんは視線は確かに俺の目に合ってい…

『パターソン』感想文

SHADES BAR、この店構えだけで完全勝利だった。ジム・ジャームッシュ『パターソン』はタイトル通りパターソンという名を持つ町と男が主役。 ニュージャージー州はパターソン、秋の町を路線バスが走る。運転手の名もパターソン(アダム・ドライバー)。「おかし…

愛について(あなたの言い分しか信じません)

愛するとは信じること。愛してるから信じるんじゃない。「愛してる」は「信じてる」です。「信じてる」が「愛してる」とは限らないだろうけど。 愛する人が誰かに傷つけられたことを知れば、愛する人の言い分を100%信じる、信じてしまう。寄り添いたいと思う…

銭湯に行くようになった④

四角く切り取られた夜空を見上げる。細かい雨滴がちちちと顔に落ちてくる。湯に浸かっているので体に雨は当たらない。 顔に細かい水滴が落ちている、というよりも、顔がパチパチとかすかに弾けているような気がしてくる。頰が、唇が、額が、眼球が、鼻が、そ…

『エル ELLE』(ポール・ヴァーホーヴェン)感想文

猫のクローズアップで始まったかと思えばさっそくイザベル・ユペールがレイプされて幕を開ける『エル ELLE』。 最近見た衝撃的なレイプシーンはNetflix製作『13の理由』で主人公ハンナ(キャサリン・ラングフォード)がジャグジーで犯されてしまうものだった。…

I love you

「I love you あとはつまらないことさ」(大森靖子「I love you」より)というふうにはいかないですね。 もちろん、I love youは人生の根底にある。いま側にいる恋人は俺の生活の基盤であって、彼女がいなかったら、他のことはぜんぶつまらなくなる。でもだか…

ローソンで請求書をプリントアウトする。請求書に捺印するためイートインスペースに座った。インクが乾くまで、窓の外を眺めた。 みっちりと暑い大気の中を人々が行く。腰が直角に曲がったおじいさんが杖をついている。俺は彼を自宅のベランダから何度も見て…

「頭が良い」は無価値

すごく頭が良いのになんら世の中に評価されてない人を見ると「もったいない」と思ってしまう。俺だったらその「頭の良さ」という価値を金や名誉に変えようと思ってしまうだろう。優れた脳みそを動かして何か作品を作って、世の中に問おうとするだろう。 なん…